Feb 25, 2009
ホームページ制作とレンタルサーバー
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Infineon Technologiesは、同社の32ビットマイクロコントローラ(マイコン)「TriCore」を採用した組み込み設計向けに、IEC 61508要件に準拠した機能安全を実現する包括的な設計パッケージを発表した。
IEC 61508規格で定義される通り、SIL(Safety Integrity Level)の各レベルにおいて、システムの認定を取得するために確認すべき事項が規定されている。これには、許容される不良率を実現する安全コンセプトやシステムの正確な動作を常に確認するセルフテスト機能が含まれており、実装時での要件遵守、および対応する形式での完全なテストを実現する。
同社の提供するセーフティIC「PRO-SIL」では、TriCore向けのSafeTcoreと、同社が開発したセーフティモニタチップ「CIC61508」が含まれているほか、Hitex Development Toolsとの協力により、TriCoreとCIC61508による包括的なサービスパッケージとSafeTkitボードレベル・ソリューションが提供されており、可能な限り容易に、SILに準拠したアプリケーションの認定を行いつつ、設計リソースを節約してカスタマ製品の市場投入期間を短縮することができるようになっている。
高水準のSIL安全要件を達成するため、SafeTcoreには、CPUのセルフチェックを含む詳細なチップテストを目的とした、TriCoreのゲートレベルテスト、レジスタ内容のチェック、メモリチェック(RAM、Flash、キャッシュ)、バス診断チェック、アルゴリズムの結果比較、タスクシーケンス、実行時間のモニタリング、およびMPUチェックの機能が搭載されている。これらの中核的なテスト機能に加え、詳細な周辺機器テストや安全モニタチップの自動サポートといった特徴も併せ持っており、同ライブラリのソフトウェアテストのセットを使用することで、99%以上の診断範囲により、コードを安全に実行できるようになるほか、安全マニュアルも含まれていることから、これにより、ライブラリの各種エレメントをユーザーのアプリケーションに統合し、安全性インテグリティレベルを承認することができるようになる。
同社では、これまでの車載用システムの厳格な安全要件に関する豊富な経験を活かし、PRO-SILの開発を推し進め、TriCoreのポートフォリオを基盤とした高水準のセーフティ・ソリューションを活用することで、産業市場のニーズの高まりに応えていく方針としている。
なお、SafeTcoreと認証用マニュアルは現在、「TC1767」、「TC1797」、「TC1387」のプロセッサで提供されており、近日中に「AUDO MAX」ファミリ向けに提供される予定であり、TriCore評価ボードとCIC61508を採用したSafeTkitは、2011年4月より、HitexのWebショップを通じ1495ユーロで提供される予定となっている。
[マイコミジャーナル]
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インテルの女性の高性能PC利用促進マーケティングに、徐々に効果が出始めている。これまで同社のマーケティングやイベントは、“パワーユーザー”と呼ばれるPCを使いこなす層を対象に実施してきた感がある。女性に対するアプローチは、同社にとってユニークな試みといえるが、果たして、どのように進めているのだろうか。
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インテルが女性のPC購入促進活動を本格化したのは、PCの購入者を対象に高付加価値製品に関する調査を実施したことに端を発する。井田晶也・マーケティング本部リテール統括部長は、「PC購入者の男女比率は、男性51%に対して女性が49%。一方、購入者のうち『性能を重視する』と答えた女性は、男性の半分という結果だった」という。
購入者の半数近くを占める女性が、性能を重視していない――。「これを逆手に取って、女性に高性能PCの価値を伝えていけば大きなビジネスチャンスになるのではないかと考えた」(井田統括部長)。そして、「女性に特化した体験型のイベントが必要」と判断したのである。
これまでインテルのイベントといえば、CPUのパフォーマンスを披露したり、従来製品と新製品の機能の違いを訴えたりするものだった。イベントへの参加率が高いパワーユーザーに向けて発信していたのだ。「趣向の変わったイベントを実施するには、何か策を講じなければならないと感じた」(井田統括部長)。そこで、リテール・マーケティング部で唯一の女性、根津夏子プログラム・スペシャリストをイベントのプロジェクトリーダーに抜擢した。
根津プログラム・スペシャリストが企画段階で留意したのは、男性と女性の購買行動や価値観の違いだ。「男性のお客様向けのイベントは、スペックの比較など、論理的な内容が適している。一方、女性は『幸せになれるイメージ』など、感情的な観点から製品を購入する」(根津プログラム・スペシャリスト)。「男女の違いに着目してイベントを企画した」という。
しかし、これまで経験のない類のイベントである。実施への道のりでは、多くの壁にぶつかった。まず、「これまでイベントを担当していた男性社員の意識を変えるのに苦労した」(根津プログラム・スペシャリスト)そうだ。そして、社内でなかなか企画が受け入れられない状況を打破するために、「女性社員に企画を評価してもらったり、アイデアを出してもらったりしながら、企画が通るように男性社員を説得した」という。このような地道な努力の甲斐あって、昨年9月、福岡と大阪の2か所でのイベント「PCでもっとステキな毎日を。〜インテル、パソコン体験イベント〜」の開催に漕ぎ着けた。
イベントでは、まず来場者からPCで実現したいことを聞き出し、次に説明員が展示PCの操作方法を説明、最後に来場者がPCを実際に操作するという内容。また、「当社のイベントは青を基調としたブースが多かったが、このイベントでは、女性が思わず入りたくなるよう、白やピンク、薄紫を使ってブースを作った」(根津プログラム・スペシャリスト)。さらに、「基本的なインターネットの閲覧に加え、来場者が画像の編集や動画の再生などを『速い』と意識できるように、実際にPCを使ってもらった」という。
デモンストレーションでは、「女性が毎日使うドライヤーを例に、性能が高いほうが使い勝手がいいことを訴えたり、女性向けにステージを低くしたりした」(根津プログラム・スペシャリスト)。イベントには約1400人が来場。来場者にアンケートを実施したところ、9割以上が「分かりやすいイベントだった」と評価したほか、多くの来場者が「性能の高いPCのほうが使いやすい」と回答した。
井田統括部長は、「今後も、女性を対象としたイベントやPR活動を積極的に実施していく」という。根津プログラム・スペシャリストは、「PCが生活を豊かにすることを訴えていきたい」と、次回に向けて企画を練る。インテルでは、イベントの成果をPCメーカーや家電量販店と共有。こうした取り組みで、PC販売の活性化を狙う。(BCN・佐相彰彦)
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